プログラム

文部科学省科学技術試験研究委託事業「数学・数理科学と諸科学・産業との協働によるイノベーション創出のための研究促進プログラム(略称:数学協働プログラム)」による数学協働プログラム・ワークショップ「統計科学の最先端と産業界・諸科学への展開」の開催について

企画セッションのうち、「統計的従属性モデリングの理論と応用」、「超高頻度データ解析と計算統計」、「スポーツにおけるビッグデータの活用」、 「医学分野でのシミュレーションの応用」、「アジアの公的ミクロ統計の活用」については数学協働プログラム・ワークショップ「統計科学の新展開と産業界・社会への応用」として実施します。

日 時:9 月 7 日(月)10:00~15:00、8 日(火)10:00~17:30
場 所:岡山大学津島キャンパス 一般教育棟 M会場
共 催:岡山大学大学院社会文化科学研究科・文部科学省(統計数理研究所)・統計関連学会連合

趣旨:
統計科学は、我々の産業界・社会における広範囲の分野においてその応用が急速に進んでおり、数学・数理科学的な知識を活用することで様々な社会現象を解明する試みがなされ、その洞察に基づいた諸問題に対する解決方法が提案されている。具体的には支配原理や法則が明確ではない諸現象を確率的な事象として解釈し、そのメカニズムを記述・解明する統計モデルを構築することで現象の理解・解明・検証を行い、将来の予測や仮想的なシミュレーションを通じて、諸問題の解決への提案を行う。
本ワークショップは、特に産業界・社会における新しい課題・ニーズを重視して上記の5つの企画セッションを取り上げることとし、統計科学によるそれらの問題への解析・解決の方法について明らかにしていくことを目的とする。

※対象セッションのみ受講される方は、受付を通らずにそのまま会場へお越しください。
※参加費は無料です。