プログラム
文部科学省科学技術試験研究委託事業「数学・数理科学と諸科学・産業との協働によるイノベーション創出のための研究促進プログラム(略称:数学協働プログラム)」による数学協働プログラム・ワークショップ「統計科学の新展開と産業界・社会への応用」の開催について
共催:東京大学経済学研究科・文部科学省(統計数理研究所)・統計関連学会連合
9月14日(日)10:00~17:30,15日(月)10:00~17:30
企画セッションのうち、「スポーツにおけるビッグデータの活用」、「公的統計におけるオープンデータ化の取り組み」、「データ中心政策科学の実践と展開」、「法・裁判と統計学」、「統計科学と保険」、「計算機統計学による大規模医療・生態系データ解析」については数学協働プログラム・ワークショップ「統計科学の新展開と産業界・社会への応用」として実施し、参加費無料といたします。
趣旨:統計科学は、我々の産業界・社会における広範囲の分野においてその応用が急速に進んでおり、数学・数理科学的な知識を活用することで様々な社会現象を解明する試みがなされ、その洞察に基づいた諸問題に対する解決方法が提案されている。
具体的には支配原理や法則が明確ではない諸現象を確率的な事象として解釈し、そのメカニズムを記述・解明する統計モデルを構築することで現象の理解・解明・検証を行い、将来の予測や仮想的なシミュレーションを通じて、諸問題の解決への提案を行う。
本ワークショップは、特に産業界・社会における新しい課題・ニーズを重視して上記の6つの企画セッションを取り上げることとし、統計科学によるそれらの問題への解析・解決の方法について明らかにしていくことを目的とする。