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事務局からのお知らせ

2007年度統計関連学会連合大会・事務局報告

今野 良彦(日本女子大学)

2007 年度の大会は,統計関連学会連合大会として 6 回目の開催となりました. 過去 6 年間の中で,一番多くの参加者(招待講演者も含めて約 870 名)がありました.

この場をかりて,連合大会事務局の観点から連合大会運営の現状についてご説明申し上げます.

連合大会参加者はのべ 900 人近く,予算は 1 千万円近くの大きな規模の大会であるにもかかわらず, 大会運営を支える専従事務組織はなく,大会運営に携わる委員の皆さん(主催学会の会員)が貴重な研究時間を犠牲にして, 自発的・献身的に貢献することにより,大会運営がなりたっています. 実行委員会・企画委員会・事務局の一部の委員の負担は膨大なものになります. 持続的かつ健全な大会運営のためには,これを支えるセクレタリー役の方 (研究者ではなく事務をまかなう人)の必要性を事務局として痛切に感じました. また,それが難しければ,大会運営にかかわる作業のアウトソーシングをさらに進める必要があると考えます. 今大会においても大会参加受付などいくつかの業務を外部に新たに委託することにしました. そのために,大会の支出は年々ふえています. 主催学会からの経済的な支援はなく,独立採算制を基本として大会は運営されていますので, 支出の増加は大会参加費に直接的に反映されることになります. これまでの大会繰越金は,今大会ではアウトソーシングした作業を過去の委員の方が肩代わりした結果と考えます. 連合大会は,運営に携わる委員諸氏の負担のうえになりたっている現状をご理解いただければと思います. また,参加者および報告者からの個別のご依頼・要望をお断りご不便をおかけしたのは, その対応のために担当委員の研究時間を犠牲にしなければならない事情があったことをご理解くださるようお願い申し上げます.

なお,事務局の仕事の概要については,2006 年度連合大会の中西前事務局長 の報告をご覧ください.http://www.jfssa.jp/taikai/2006/sokatsu1.html  

最後になりますが,連合大会の運営は, いくつかの団体の助成金と大会ホームページ上のバナー広告をはじめとする多種多様の広告掲載料に負うところがあります. 助成・賛助をいただいた団体・関連企業の皆様には感謝申し上げます. 今後とも,団体・関連企業の皆様のご助成・賛助をお願い申し上げます.